それは本当に得する東急クレジットカード？《東急ストア》ユーザーなら【損】してないか要チェック

東急沿線にお住まいで、東急ストアをメインのスーパーマーケットとして利用していたら・・・
ポイントカード、クレジットカードなど、かなりの確率で東急の何らかのカードをお持ちだと思います。
もちろんそれは、“東急ストアを利用する度に得するため”ですよね？

でも、あなたがお持ちの、その東急関連のカードは本当にいちばん得するカードですか？

実はカードの種類によって、優遇、つまり還元ポイントに結構大きな差があるのです。
今回は、東急関連のカードの種類によって生じる“お得の格差”について取り上げていきます。

この機会に、お手持ちのカードがどういうカードで、東急ストアで本当にちゃんとお得になっているのか？
セルフチェックしてみてくださいね。

東急のカードは種類いろいろ。あなたのカードはどれですか？

東急のカードは、大きく分けると『クレジットカード』と『ポイントカード』の2種類。
あなたは、どちらをお持ちですか？

東急の『クレジットカード』と『ポイントカード』の違い

まずは、ポイントカード

TOKYU POINT CARD（現金カード）という名称で、年会費は無料です。

1. 「東急グループ施設」や「東急ポイント加盟店」で、支払い前に提示するとTOKYUポイントがもらえます。
   • ポイント還元率はお店により異なり、0.5％～1％の還元率になります。

次に、クレジットカード

クレジットカードは複数種類あり、年会費がかかります(詳細は後述)。
東急のクレジットカード利用者へのポイント還元は、場合により2パターンあります。

1. クレジット払いする場合
   
   利用店舗により、以下の両方、もしくはいずれか
   
   
   1. TOKYUポイント
      • 「東急グループ施設」や「東急ポイント加盟店」での支払い額に応じてもらえます。
      • 還元率はお店により異なり、1％～3％になります。
   2. TOKYUポイント(プレミアムポイント)
      • 「東急グループ施設」以外のお店やサービスへの支払い額に応じてもらえます。
      • 還元率はカードの種類により異なり、0.2〜1%です(詳細は後述)。
2. クレジットカードを(ポイントカードとして)提示して、現金払いする場合
   
   
   1. TOKYUポイント
      • 「東急グループ施設」や「東急ポイント加盟店」での支払い額に応じてもらえます。
      • 還元率はお店により異なり、0.5〜1%になります。提示では付与されないお店もあります。

当然といえば当然ですが、ポイントカードの提示よりも、クレジットカードでのクレジット決済のほうが、還元されるポイントは多くなります。

クレジット払いで付与されるポイントの仕組みがややこしいのでちょっと補足しておきます。

例えば、『東急ストア』でクレジット払いした場合、TOKYUポイントが付与されますが、プレミアムポイントは付与されません。なぜなら、プレミアムポイントは「東急グループ施設」以外でのクレジット決済に対して付与されるものだからです。もちろん『東急ストア』は「東急グループ施設」です。

「東急グループ施設」以外で、かつ「東急ポイント加盟店」である『オッシュマンズ吉祥寺店』の場合は、クレジット決済すると、プレミアムポイントもTOKYUポイントも付与対象となり、ダブルでポイントを獲得することができます。

では次に、クレジットカードの種類による“お得の格差”について掘り下げていきます。

東急クレジットカードの種類

東急のクレジットカードは、搭載機能や付帯サービスによって、いくつかの種類に分かれます。

もし東急のクレジットカードをお持ちなら、ご自分のカードはどれに当たるのかチェックしてみてくださいね。

• 詳しい見分け方については後述します。

上記1～3番のカードと、4番以下のカードでは、実はお得に大きな差があります。

1～4までが東急カード株式会社が発行するクレジットカード。

5番は東急カード株式会社が発行するクレジットカードではありません。それぞれ以下の通りです。

• 東急が提携しているJALのカード
• 東急が提携しているANAのカード
• 東急が提携している三菱UFJのカード

提携により、JAL、ANA、三菱URJのクレジットカードに、TOKYU POINT CARD機能が付帯されているもので、東急ポイントの還元については、ポイントカードの扱いとなり、還元率はクレジットカードより低くなります。

では、東急関連のクレジットカードの種類の違いで、どれほどのお得格差が生じるのかについて具体的に確認していきます。

種類によって還元ポイントに大きな差がつく東急のクレジットカード

まず、プレミアムポイントに生じる格差について確認してみましょう。

各種カードの
プレミアムポイント

1．各種TOKYU CARD ClubQ JMBカードゴールド 2．各種TOKYU CARD ClubQ JMBカード 3．各種TOKYU CARDゴールド

4．各種TOKYU CARD 5．提携カード 　　ーJAL提携カード 　　ーANA提携カード 　　ー三菱UFJ銀行 提携カード

カード 番号	付与ポイント		付与条件
1・3 ゴールド	200円(税抜)につき 2ポイント	1％	条件なし
2	200円(税抜)につき 2ポイント	1％	ご利用代金 Web明細サービス 登録あり
	200円(税抜)につき 1ポイント	0.5％	ご利用代金 Web明細サービス 登録なし
4・5	500円(税抜)につき 1ポイント	0.2％	条件なし

2番の各種TOKYU CARD ClubQ JMBカードは、『ご利用代金Web明細サービス』に登録(無料)さえすれば、各種ゴールドカードと同じ1％還元が受けられます。

先ほど、5番は他社発行カードにTOKYU POINT CARDが付帯されたものであり、還元率が低いことをご説明しましたが、4番は東急カード発行のクレジットカードなのに、実は0.2％の還元です。
※ちなみに、4番のカードは、ちゃんと得する東急カードに切り替えることが可能です。

 人気のスタンダードタイプへの切り替えはこちらからできます

上の表だけではリアルにイメージできないので、東急クレジットカードの種類の違いで、どのくらいの差が生じるのかをもっとリアルに見ていきましょう。

東急ストアで、東急クレジットカードの種類によって生じる“お得の格差”《シミュレーション》

ポイント還元率や割引率など、“お得の格差”は、東急ストアで特に顕著です。

東急ストアで、東急クレジットカードの種別による“お得の格差”が特に大きくなるのは『とくふく感謝デー』

ところで、『とくふく感謝デー』のルールは把握していますか？
せっかくの機会ですので、簡単に確認・おさらいしておきましょう。

以下1～3番のクレジットカードが5%キャッシュバックの対象、それ以外が対象外となります。

実は、この差が大きい！
では、どのくらい“お得の格差”がひらくのかシミュレーションで具体的に見ていきましょう。

《東急ストア》東急クレジットカードの有無で生じる差【比較】│とくふく感謝デー

シミュレーションで具体的に見ていきましょう。

とくふく感謝デーの還元ポイント

※PT＝ポイント

	対　象 カード	対象外 カード
キャッシュ バック／回	440円 8,800円×5％	なし
通常還元／回	120PT 税抜200円ごとに 3ポイント	40PT 税抜200円ごとに 1ポイント
合計(月)	1,120PT	80PT
合計(年)	13,440PT	960PT

月2回の、とくふく感謝デーの分だけで、
対象カードと対象外カードでは、年間12,480ポイントの差がつきます。

次に、東急ストアで“お得の格差”がひらくのは、ポイント還元率のサービスデーです。

《東急ストア》東急クレジットカードの有無で生じる差【比較】│ポイント5倍の日

シミュレーションで具体的に見ていきましょう。

ポイント5倍の日 還元ポイント

	対　象 カード	対象外 カード
還元 ポイント	600PT 200円ごとに 3ポイント×5	200PT 200円ごとに 1ポイント×5
合計(月)	1,200PT	400PT
合計(年)	14,400PT	4,800PT

ポイント5倍デーの分だけで、対象カードと対象外カードでは、年間9,600ポイントの差がつきます。

ちなみに、ポイント5倍の日は、月に4回程度あります。
今回のシミュレーションでは、5倍の日の来店は月に2回としましたが、これをもし4回来店すると仮定したら、もっと差が開きますね。

では最後に、普通の日での“お得の格差”はどうなのでしょうか？

《東急ストア》東急クレジットカードの有無で生じる差【比較】│普通の日

シミュレーションで具体的に見ていきましょう。

通常日 獲得ポイント

	対　象 カード	対象外 カード
還元 ポイント	120PT 200円ごとに 3ポイント	40PT 200円ごとに 1ポイント
合計(月)	480PT	160PT
合計(年)	5,760PT	1,920PT

通常日でも、対象カードと対象外カードでは、年間3,840ポイントの差がつきます。

東急ストアでちゃんと得する東急のクレジットカードと、それ以外の見分け方

ちゃんと得する東急クレジットカード(1～3番)とそれ以外のカードの見分け方をご紹介します。

得するカードの目印

1│各種TOKYU CARD ClubQ JMBカードゴールド ■「TOP」マークがある ■「JALマーク」と「JAPAN AIRLINES」の記載がある ■ゴールド一色 種類あり：コンフォートメンバーズ機能の有無	サンプル）コンフォートメンバーズ機能付きカード
2│各種TOKYU CARD ClubQ JMBカード ■「TOP」マークがある ■「JALマーク」と「JAPAN AIRLINES」の記載がある 種類あり：コンフォートメンバーズ機能の有無、PASMO機能の有無	サンプル）コンフォートメンバーズ機能付きカード
3│各種TOKYU CARDゴールド ■「TOP」マークがある ■ゴールド一色 ※「JAL」マークと「JAPAN AIRLINES」の記載はない	1番と同様にゴールド一色

もし、これらに該当しない東急のカードをお持ちで、東急ストアをメインのスーパーマーケットとして利用されている方は、上記のカードを利用したほうが圧倒的にお得ですよ。

なお、おすすめはJALマイルも貯められる1番か2番です。

 東急カードのきほん情報（年会費、各種の違いなど）をもっと詳しく知りたい方はこちら

東急ストアでちゃんと得する東急のクレジットカードの申込みはこちら

人気のスタンダードな東急クレジットカードの基本情報│年会費など

年会費などの基本情報を掲載します。

	TOKYU CARD ClubQ JMB	TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド
年会費 初年度	初年度無料※1	本会員：6,600円(税込) 家族会員：1,100円(税込)
年会費 2年目以降	本人カード1,100円(税込) 家族カード330円(税込)	本会員：6,600円(税込) 家族会員：1,100円(税込)
東急ポイント (TOKYU POINT) (プレミアムポイント)	0.5% (200円ごとに1ポイント) ↓ ご利用代金Web明細サービス に登録すれば 1% (200円ごとに2ポイント)	1% (200円ごとに2ポイント)
PASMO オートチャージ	記名PASMOとの組合せで オートチャージ可能 ※2	記名PASMOとの組合せで オートチャージ可能
海外旅行保険	最高1,000万円	最高1億円
国内旅行 傷害保険	最高1,000万円	最高3,000万円
ショッピング プロテクト	なし	あり
エアポート ラウンジ利用	不可	可能
JALマイレージ バンク機能	あり	あり
コンフォート メンバーズ機能	Mastercardのみ	Mastercardのみ

年会費は、ゴールドじゃなければ、初年度は無料です。
1年間、東急ストア、東急線の定期券でのクレジット利用による還元ポイントを確認してみて、それほどお得を実感できなかったときに更新するかどうか考えてもいいですね。

なお、ここまでのシミュレーションでお見せした通り…

東急ストアをメインのスーパーマーケットとして利用されている方は、還元ポイントで年会費は簡単に回収できます。

また、東急線の定期券を購入される方、東急ガス・でんきを利用されている方は、もっと大きな利益還元を受けられますので、なおのこと年会費は気にしなくていいように思います。

 東急カードのきほん情報（年会費、各種の違いなど）をもっと詳しく知りたい方はこちら

東急ストアでちゃんと得する東急のクレジットカードの申込みはこちら

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 東急のクレジットカードとポイントカードのお得の格差をもっと詳しく！